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EvolutionaryScaleの生物学向けフロンティア言語モデルファミリーESM3がAWSで利用可能になりました

2024年6月29日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。

EvolutionaryScale’s ESM3, a frontier language model family for biology, now available on AWS - AWS

「サボチン」です。AWSパートナー企業でエンジニアとして働いています。
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結論

AWS上で利用可能となった、EvolutionaryScaleの先進的な蛋白質生成AI「ESM3」について解説した

内容

対象サービスの概要

  • EvolutionaryScaleは、生物学の複雑な課題に取り組むAI研究所
  • ESM3は、進化の歴史を学習した大規模な蛋白質生成AIモデル
  • 自然界に存在しない新しい蛋白質を生成できる「プログラマブルバイオロジー」アプローチを実現

主な変更点

  • ESM3 1.4Bモデルがオープンソースで、Amazon SageMaker JumpStartとAWS HealthOmnicsで利用可能に
  • SageMaker JumpStartはMLのためのワンクリックデプロイサービス
  • AWS HealthOmnicsは、ヘルスケア・ライフサイエンス向けのデータ分析サービス

今回の変更で嬉しいこと

  • 先進的な蛋白質生成AIがAWS上で利用可能になったこと
  • SageMaker JumpStartとAWS HealthOmnicsで簡単に利用できるようになったこと
  • オープンソースで公開されているため、誰でも活用できること

まとめ

AWS上でEvolutionaryScaleのESM3を利用できるようになり、新しい蛋白質の開発など、生物学の課題解決に貢献できるようになった。SageMaker JumpStartやAWS HealthOmnicsで簡単に使えるのも魅力的だ。

ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)

ワオ、AWSから新しいモデルが登場したみたいやな。ESM3って何や?

ほんまや、EvolutionaryScaleっていう会社がAWS上で提供してるモデルやねん。ESM3は生物学の分野で使えるAIモデルで、これまでにない新しい蛋白質を生成できるんやって。

へぇ、そないすごいんかい。どないして使えるんや?

ESM3は配列や構造、機能的な制約に基づいて蛋白質を生成できるんや。まさに「プログラマブルな生物学」って感じやな。ビッグデータの蛋白質配列を学習しとるから、めちゃくちゃ高度な性能なんよ。

すげぇ!それでAWSのサービスでも使えるようになったんやね。どないやって使えるんや?

そうそう、AWSのSageMaker JumpStartとHealthOmnicsで使えるようになったみたいや。SageMaker JumpStartはAIのモデルやアルゴリズムが用意されとるから、簡単に使い始められるし、HealthOmnicsは医療や生命科学の分野で使えるサービスやねん。

なるほど、めちゃくちゃ便利そうやな。早速試してみたいわ!

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