2024年6月11日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。
AWS IAM Access Analyzer now offers policy checks for public and critical resource access - AWS
結論
IAM Access Analyzer の新機能により、セキュリティチームは IAM ポリシーの確認プロセスを自動化・効率化できるようになった。開発チームも、ポリシーの変更がセキュリティ基準に適合しているかを事前に確認できるため、迅速な開発が可能となる。
内容
対象サービスの概要
IAM Access Analyzer は、AWS リソースへのアクセス権限を分析し、セキュリティ上の問題を検出するサービス。
主な変更点
- カスタムポリシーチェックの機能が拡張され、パブリックアクセスや重要リソースへのアクセスを付与するポリシーの変更を事前に検知できるようになった
- ポリシーがセキュリティ基準に適合しているかを自動的に判断し、承認するプロセスを構築できる
- ポリシーの確認を開発者のワークフロー(CI/CD、GitHub、VSCode など)に組み込むことができる
今回の変更で嬉しいこと
- セキュリティチームの負担が軽減される
- ポリシーの確認プロセスが自動化されるため、手作業での確認が不要になる
- 開発スピードが向上する
- 開発者がポリシーの変更を行う際に、事前にセキュリティ基準への適合性を確認できるため、デプロイ時の遅延が減少する
まとめ
IAM Access Analyzer の新機能により、セキュリティとスピードのバランスが取れるようになった。セキュリティチームはポリシーの確認を自動化でき、開発チームは迅速な開発が可能となる。これにより、組織全体の生産性が向上すると期待できる。
ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)
へぇ~、AWSのIAMにすごい新機能が追加されたみたいですね。どんな機能なんですか?
ホンマやね。IAM Access Analyzerっていう機能が追加されたんや。これ、ユーザーの最小権限を設定するのに役立つんや。
最小権限ってどういうことですか?
ユーザーに必要最小限の権限しか与えへんようにすることや。例えば、Webサーバーのユーザーに、EC2インスタンスの起動や停止の権限だけ与えるとか。
なるほど、セキュリティ対策になるんですね。それで、この新機能はどうやって最小権限を設定してくれるんですか?
そうそう。この新機能は、ポリシーの設定を自動的にチェックしてくれるんや。パブリックアクセスやクリティカルなリソースへのアクセスを許可するようなポリシーがあったら、事前に検知してくれるんや。
へぇ~、めっちゃ便利やん!開発チームもこれ使えば、ポリシーの確認が楽になりそうですね。