2024年6月5日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。
AWS DMS now supports Babelfish for Aurora PostgreSQL as a source - AWS
結論
AWS Database Migration Service(AWS DMS)がBabelfish for Aurora PostgreSQLをサポートするようになった。これにより、Microsoft SQL Serverで書かれたアプリケーションからAurora PostgreSQLに移行する際の選択肢が広がる。
内容
対象サービスの概要
AWS DMSはデータベース間の移行を支援するサービス。ソースデータベースからターゲットデータベースへのデータ移行を簡単に行える。
主な変更点
- AWS DMSがBabelfish for Aurora PostgreSQLをソースデータベースとしてサポートするようになった
- Babelfish for Aurora PostgreSQLはAurora PostgreSQL-Compatible Editionの機能で、Microsoft SQL Serverのコマンドを理解できるようになる
- AWS DMSはBabelfish for Aurora PostgreSQLに対して、Full LoadとChange Data Capture(CDC)の両方の移行モードをサポート
今回の変更で嬉しいこと
- Microsoft SQL Serverで構築されたアプリケーションをAurora PostgreSQLに移行する際の選択肢が増える
- Babelfish機能によりSQL Serverのコマンドを理解できるため、移行作業が容易になる
- AWS DMSのサポートにより、データ移行の自動化や監視が可能になる
まとめ
AWS DMSがBabelfish for Aurora PostgreSQLをサポートするようになったことで、Microsoft SQL ServerアプリケーションのAurora PostgreSQL移行がより簡単になった。データベース移行の選択肢が広がり、効率的な移行が期待できる。
ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)
へぇ~、AWSのデータベース移行サービスに新しい機能が追加されたんやね。どんなことができるようになったんやろ?
ほな、説明するわ。AWS Database Migration Service(AWS DMS)が、Babelfish for Aurora PostgreSQLをソースとしてサポートするようになったんや。
Babelfish for Aurora PostgreSQL? なんやそれ?
Babelfish は、Amazon Aurora PostgreSQL-Compatible Editionの機能の一つで、Aurora がMicrosoft SQL Serverで書かれたアプリケーションのコマンドを理解できるようになるんや。
なるほど、そうなんか。で、AWS DMSはどうなったんや?
AWS DMSが、Babelfish for Aurora PostgreSQLのデータ型を扱えるように拡張されたんや。これによって、フルロードやCDC(Change Data Capture)でBabelfishのデータを移行できるようになったわけや。
へぇ~、便利やなぁ。どうやって使うんや?
コンソールやCLI、SDKを使って移行できるようになっとるで。詳しいことは、ドキュメントを見てもらうと良いと思うわ。