2024年6月21日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。
AWS Compute Optimizer supports rightsizing recommendations for Amazon RDS MySQL and RDS PostgreSQL - AWS
結論
AWS Compute Optimizer がAmazon RDS MySQL と RDS PostgreSQL のDB インスタンスとストレージに対する最適化の提案を行うようになった。これにより、過剰に割り当てられたワークロードのコスト削減や、不足しているワークロードのパフォーマンス向上が期待できる。
内容
対象サービスの概要
AWS Compute Optimizer は、AWS のリソースの最適化を支援するサービス。EC2 インスタンスやEBS ボリュームなどのコンピューティングリソースの適切なサイズ選定を提案してくれる。
主な変更点
今回の変更点は以下の通り。
- Amazon RDS MySQL と RDS PostgreSQL のDB インスタンスとストレージに対する最適化の提案が可能になった
- CPU 使用率、I/O 量、DB 接続数などのCloudWatch メトリクスを分析して、最適なDB インスタンスクラスとプロビジョンドIOPS の設定を提案する
- RDS Performance Insights を有効にしている場合は、さらに詳細なメトリクス分析を行い、最適な設定を提案する
今回の変更で嬉しいこと
- 過剰に割り当てられたDB リソースを特定できるため、コスト削減が期待できる
- 不足しているDB リソースを特定できるため、パフォーマンス向上が期待できる
- RDS Performance Insights との連携により、より詳細な分析と最適な提案が期待できる
まとめ
AWS Compute Optimizer がRDS のDB インスタンスとストレージの最適化を行うようになったことで、コスト削減とパフォーマンス向上が期待できる。RDS ユーザーはこの機能を活用し、より最適なリソース構成を実現できるだろう。
ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)
あのー、AWS Compute Optimizerの新機能について教えてください。どんな感じなんですか?
ほーん、そうやな。Compute Optimizerが今回、Amazon RDS MySQL と RDS PostgreSQL のDB インスタンスとストレージの最適化提案をするようになったんや。
へぇ~、そうなんですか。どんな提案してくれるんですか?
まあ、過剰に割り当てられてるDB インスタンスを見つけて、最適なDB インスタンスクラスや割り当てIOPSの提案をしてくれるんや。逆に、リソースが足りてないDB インスタンスも見つけてくれて、パフォーマンス向上の提案もしてくれるらしいで。
なるほど、コストの最適化とパフォーマンスの向上が期待できるってことですね。便利やな。
そうそう。しかも、RDS Performance Insightsを有効にしとけば、更に詳細な分析ができるみたいやで。DB Loadなんかのデータも使って、最適な設定を提案してくれるらしいわ。
へぇ~、めっちゃ便利やん。これ使えば、RDSの運用が楽になりそうですね。早速試してみよ!