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AWS Billing and Cost ManagementがFOCUS 1.0用のデータエクスポートを提供開始(プレビュー)

2024年6月22日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。

AWS Billing and Cost Management now provides Data Exports for FOCUS 1.0 (Preview) - AWS

「サボチン」です。AWSパートナー企業でエンジニアとして働いています。
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結論

AWS Cost and Usage Reportにおける新機能「Data Exports for FOCUS 1.0」が登場。コスト管理の効率化に役立つ

内容

対象サービスの概要

AWS Cost and Usage Reportは、AWS利用に関するコストと使用状況の詳細なデータを提供するサービス。今回の変更はこのレポートに関するもの

主な変更点

  • FOCUS 1.0 スキーマに準拠したコスト・使用量データをAmazon S3にエクスポートできるようになった
  • 使用量の種類やコストカテゴリなどのAWS固有の列を含むエクスポートが可能
  • ListCost、ContractedCost、BilledCost、EffectiveCostの4つの標準化されたコスト列を提供
  • Savings PlanやReserved Instancesの割引や償却が適切に反映される

今回の変更で嬉しいこと

  • コスト管理に必要な情報が標準化された形式で得られるようになり、分析が容易になる
  • 複数のクラウドサービスを利用する際にも、データの扱いが統一される
  • AWS以外のクラウドサービスとの比較が容易になる

まとめ

AWS Cost and Usage Reportの新機能「Data Exports for FOCUS 1.0」は、クラウド財務管理の効率化に大きく貢献するだろう。コストと使用量の可視化が容易になり、マルチクラウド環境でのデータ分析も簡単になる。コスト最適化に役立つ重要な機能と言えるだろう。

ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)

おおー、AWSの新機能やんけ。なんやこれ?

ほな、これ聞いてくれ。AWSのCost and Usage Reportに新しい機能が追加されたんや。FOCUS 1.0 というオープンソースの課金データ仕様に対応したデータエクスポート機能が追加されたんや。

FOCUS 1.0ってなんや? そんなん聞いたことないわ。

FOCUS 1.0 は、クラウドのコスト管理を簡単にするためのデータ仕様なんや。これによって、AWSだけでなく他のクラウドサービスのコスト情報も統一された形式で扱えるようになるんや。

へぇ~、そないなんがあるんやな。で、その新機能ってどないなっとるん?

ほな、この新機能の詳細を説明したろか。AWSのコスト・使用量データをFOCUS 1.0のスキーマに沿ってAmazon S3にエクスポートできるようになったんや。ParquetかCSVのファイルで、毎日エクスポートされるようになっとるわ。

なるほど、便利やな。どないなメリットがあるん?

メリットとしては、コストの内訳が4つの標準化されたカラムで見られるようになったり、セービングスプランやリザーブドインスタンスの割引も適用されて表示されるようになったりしとるわ。これによって、AWSだけでなく他のクラウドサービスのコスト情報も一元的に管理できるようになるんや。

なるほどなるほど。めっちゃ便利やん。早速使ってみたいわ!

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