2024年7月9日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。
Amazon SQS introduces new Amazon CloudWatch metrics for FIFO queues - AWS
結論
Amazon SQSにおいて、FIFO(First-In-First-Out)キューの使用状況をより詳細に把握できるようになった
内容
対象サービスの概要
Amazon SQSは、完全マネージドのメッセージキューサービスである。マイクロサービス、分散システム、サーバーレスアプリケーションの分離と拡張性を実現する
主な変更点
Amazon SQSにFIFOキューに関する2つの新しいAmazon CloudWatchメトリクスが追加された
- NumberOfDeduplicatedSentMessages: 重複メッセージの送信数を表すメトリクス
- ApproximateNumberOfGroupsWithInflightMessages: インフライト中のメッセージグループ数を表すメトリクス
今回の変更で嬉しいこと
- FIFOキューの使用状況をより詳細に把握できるようになった
- 重複メッセージの送信状況や、インフライト中のメッセージグループ数を確認できるため、FIFOキューの最適化が容易になった
まとめ
Amazon SQSのFIFOキューに関する新しいメトリクスの追加により、FIFOキューの使用状況をより詳細に把握できるようになった。これにより、FIFOキューの最適化が容易になり、マイクロサービス、分散システム、サーバーレスアプリケーションの開発がさらに効率的になることが期待される。
ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)
ワーイ、新しいAmazon SQSの機能が追加されたみたいですね。どんなことができるようになったんですか?
ほんまや、SQSにFIFOキューの使用状況を把握できる新しいCloudWatchメトリクスが追加されたみたいやで。
へぇ~、どんなメトリクスが追加されたんですか?
まず1つ目は「NumberOfDeduplicatedSentMessages」やな。これはFIFOキューに送信されたメッセージのうち、重複したものの数を表すメトリクスや。
なるほど、プロデューサーがメッセージを重複して送信しているかどうかが分かるようになるんですね。
そうそう。もう1つは「ApproximateNumberOfGroupsWithInflightMessages」や。これはFIFOキューの中で、処理中のメッセージグループの数を表すメトリクスや。
へぇ~、そうすると処理性能の最適化に役立つんですね。消費者の数を増やしたりとか、メッセージグループを増やしたりできるようになるわけですね。
そうやな。これらのメトリクスを使えば、FIFO キューの使用状況をもっと詳しく把握できるようになるで。便利な機能が追加されたと思うわ。