2024年6月22日（日本時間）に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。
Amazon S3 Replication Time Control is now available in the AWS GovCloud (US) Regions - AWS
結論
Amazon S3 Replication Time Control (S3 RTC)がAWS GovCloud (US) Regionsで利用可能になった。S3 RTCは99.99%の新規オブジェクトを15分以内に複製する機能で、SLAによりサービスレベルが保証される。この変更により、S3 Replicationの利用者は複製時間の予測が立てやすくなり、より信頼性の高いデータ保存が可能になった
内容
対象サービスの概要
S3 Replicationは、Amazon S3のバケット間でオブジェクトを複製する機能。同一リージョンや異なるリージョン間で、複数のバケットへの複製が可能
主な変更点
- S3 RTCがAWS GovCloud (US) Regionsで利用可能になった
- S3 RTCは99.99%の新規オブジェクトを15分以内に複製することを保証
- S3 Replicationのメトリクス(複製完了時間、複製待ちオブジェクト数、複製失敗数など)をCloudWatchで確認できる
今回の変更で嬉しいこと
- 複製時間の予測が立てやすくなり、より信頼性の高いデータ保存が可能
- CloudWatchでメトリクスを確認できるため、S3 Replicationの運用管理が容易になった
まとめ
S3 RTCの提供範囲拡大により、より広範な顧客がS3 Replicationの高速化と信頼性向上の恩恵を受けられるようになった。AWS GovCloud (US) Regionsを利用する公的機関や規制業界の顧客にとって、特に有益な機能といえる
ネタ（会話でWhat's Newを理解しよう）
あぁ、AWSの新機能やんけ。なんかよう分からへんけど、教えてくれへん?
ほな、ちゃんと説明したるわ。S3 Replicationっていうのは、S3のバケットの中のオブジェクトを別のバケットにコピーする機能やねん。
あぁ、そうなんか。でも、なんで新機能なんや?
そこが大事なとこやで。今回の新機能は、S3 Replication Time Control(S3 RTC)っていうて、コピーの所要時間を15分以内に抑えるって機能が追加されたんや。
へぇ~、そうなんか。15分以内にコピーできるようになったんやな。それってどんな意味があるんや?
そうやねん。これまでは、コピーの所要時間が不安定やったけど、S3 RTCを使えば99.9%のオブジェクトが15分以内にコピーできるようになるねん。
なるほど、確実にコピーできるようになるから便利やな。他にもメリットあるんか?
ほな、他のメリットも説明したろか。S3 RTCを使えば、コピーの進捗状況もモニタリングできるようになるねん。オブジェクトの数や容量、コピーに失敗したものなどが分かるようになるから、管理しやすくなるで。
