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Amazon Route 53 Application Recovery Controllerのzonal autoshiftがAWS GovCloud (US)リージョンで利用可能になりました

2024年6月27日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。

Amazon Route 53 Application Recovery Controller zonal autoshift available in AWS GovCloud (US) Regions - AWS

「サボチン」です。AWSパートナー企業でエンジニアとして働いています。
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結論

AWS Route 53 Application Recovery Controller (Route 53 ARC) の新機能「zonal autoshift」がAWS GovCloud (US-East and US-West) リージョンで一般提供開始された。この機能を使うことで、AZの障害時に自動的にトラフィックをシフトさせ、アプリケーションの可用性を向上できる。

内容

対象サービスの概要

Route 53 ARCは、アプリケーションの可用性を高めるためのサービス。AZの障害を検知し、自動的にトラフィックをシフトさせることで、アプリケーションの可用性を維持できる。

主な変更点

今回の変更点は以下の通り。

  • Route 53 ARCの「zonal autoshift」機能がAWS GovCloud (US-East and US-West) リージョンで一般提供開始された
  • zonal autoshiftを使うことで、AZの障害時にトラフィックを自動的にシフトさせることができる
  • zonal autoshiftはApplication Load Balancer、Network Load Balancerで利用可能
  • 障害発生時にはトラフィックを自動的にシフトし、障害解消後にはもとのAZに復旧する
  • 定期的な「practice runs」を行い、AZの容量不足がないことを確認できる

今回の変更で嬉しいこと

  • GovCloudリージョンでもzonal autoshiftが利用できるようになった
  • AZの障害時に自動的にトラフィックをシフトできるため、アプリケーションの可用性が向上する
  • practice runsで定期的に検証できるため、障害発生時の影響を最小限に抑えられる

まとめ

Route 53 ARCの新機能「zonal autoshift」がGovCloudリージョンで利用可能になった。この機能を使うことで、AZの障害時にトラフィックを自動的にシフトさせ、アプリケーションの可用性を高められる。また、定期的な検証も行えるため、障害発生時の影響を最小限に抑えられる。

ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)

へぇ~、Route 53 ARCのゾーンオートシフトが一般公開されたんやね。これってどういう機能なんですか?

ほんまそやな。ゾーンオートシフトは、AZの障害が発生した時に、自動的にアプリケーションのトラフィックを別のAZにシフトさせる機能や。電源やネットワークの障害などがあった時に、アプリケーションの可用性を高められるようになっとるわ。

へぇ~、そうなんや。使い方はどないすんねん?

簡単や。Application Load BalancerやNetwork Load Balancerで、ゾーンオートシフトを有効にするだけや。有効にすると、AZに障害が発生したら自動的にトラフィックをシフトさせてくれるわ。しかも、トラフィックを戻す時も自動でやってくれるから便利やな。

へぇ~、そうなんや。障害時の対応が自動化されるから、手間もかからんし、アプリの可用性も上がるんやね。

そうそう。しかも、ゾーンオートシフトにはプラクティスランって機能もあってな、定期的にAZの容量チェックをしてくれるんや。障害時にもちゃんとアプリが動くかどうかを確認してくれるから、安心して使えるわ。

なるほど、めっちゃ便利な機能やな。GovCloudでも使えるようになったんやから、うちのお客さんにも提案してみようかな。

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