2024年6月28日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。
Amazon RDS Multi-AZ deployment with two readable standbys now supports snapshot export to S3 - AWS
結論
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) の Multi-AZ デプロイメントで、2つのリードスタンバイを持つ構成がサポートされるようになった。この構成では、書き込み待ち時間が短く、読み取り能力が高いため、ワークロードに適している。さらに、スナップショットデータの Amazon S3 への出力もサポートされるようになった。
内容
対象サービスの概要
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) は、クラウド上で完全マネージドのデータベースサービスである。Multi-AZ デプロイメントは、高可用性と障害耐性を実現するための機能で、複数のアベイラビリティーゾーンにデータベースを配置する。
主な変更点
- Amazon RDS Multi-AZ デプロイメントで、2つのリードスタンバイを持つ構成がサポートされるようになった。
- この構成では、書き込み待ち時間が短く、読み取り能力が高い。
- スナップショットデータの Amazon S3 への出力がサポートされるようになった。
今回の変更で嬉しいこと
- 書き込み待ち時間が短く、読み取り能力が高いため、ワークロードに適している。
- スナップショットデータを Amazon S3 に出力できるため、分析や長期保管が容易になる。
- Amazon RDS Proxy や PgBouncer、ProxySQL などのツールを使うことで、メンテナンス時のダウンタイムが1秒未満になる。
まとめ
Amazon RDS の Multi-AZ デプロイメントに2つのリードスタンバイを持つ構成が追加され、書き込み待ち時間の短縮と読み取り能力の向上が実現された。さらに、スナップショットデータの Amazon S3 への出力もサポートされるようになり、分析や長期保管が容易になった。この変更により、Amazon RDS の高可用性と柔軟性がさらに向上した。
ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)
ワオ、AWSのWhat's newが面白そうやな。RDSのマルチAZデプロイメントが進化しとるみたいやね。
そうやな。RDSのマルチAZデプロイメントに2つの読み取り専用スタンバイが追加されたんや。書き込み遅延が低く、読み取り能力が高くなったみたいやで。
へぇ、そうなんか。それで、スナップショットデータをS3にエクスポートできるようになったんやな。分析に使えるようになったんやろ?
そうやな。スナップショットデータをParquetフォーマットでS3にエクスポートできるようになった。その後、AthenaやRedshift Spectrumで直接分析できるようになったみたいや。
なるほど、便利やな。それと、バージョンアップやメンテナンスの際の停止時間も短くなったって書いてあるな。
ほんまや。RDSプロキシやオープンソースツールを使えば、1秒以下の停止時間で済むようになったみたいや。ユーザーに影響が少なくなったな。
ほんまに便利な機能が追加されたみたいやね。これから使っていきたいと思うわ。ありがとうな!