2024年5月30日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。
Amazon RDS Multi-AZ deployment with two readable standbys supports 6 additional AWS Regions - AWS
結論
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) の Multi-AZ デプロイメントに、新たに6つのAWSリージョンが追加された。これにより、低いレイテンシーの書き込み、自動フェイルオーバー、より多くの読み取り容量が必要なワークロードに最適なデプロイメントオプションが利用可能になった。
内容
対象サービスの概要
Amazon RDSは、クラウド上で管理されるデータベースサービスである。Multi-AZデプロイメントは、データベースを複数のアベイラビリティーゾーンにわたって配置し、高可用性を実現するオプションだ。
主な変更点
今回の変更により、Amazon RDS Multi-AZデプロイメントが以下の6つの新しいリージョンで利用可能になった:
- アジアパシフィック(ハイデラバード)
- アジアパシフィック(メルボルン)
- ヨーロッパ(スペイン)
- ヨーロッパ(チューリッヒ)
- 中東(アラブ首長国連邦)
- イスラエル(テルアビブ)
また、このデプロイメントオプションはPostgreSQL 16.1以降、15.2以降、14.5以降、13.8以降、MySQL 8.0.28以降でサポートされている。
今回の変更で嬉しいこと
- 低いレイテンシーの書き込み: Amazon RDS Proxyやオープンソースのドライバーを使うことで、システムメンテナンス時の停止時間を1秒未満に抑えられる
- 自動フェイルオーバー: 可用性が高く、フェイルオーバーが自動的に行われる
- より多くの読み取り容量: 2つの読み取り専用スタンバイインスタンスを活用できる
まとめ
Amazon RDS Multi-AZデプロイメントが新しいリージョンで利用可能になり、低レイテンシーの書き込み、高可用性、大きな読み取り容量が必要なワークロードに最適なオプションとなった。データベースを管理する上で重要な要件を満たすことができるようになった。
ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)
へぇ~、AWSのRDSに新しい機能が追加されたみたいやな。どんな感じなんや?
ほな、教えたろか。RDSのMulti-AZ機能に、二つの読み取り専用のスタンバイインスタンスが追加されたんや。これによって、書き込み時のレイテンシが下がって、フェイルオーバーも自動で行われるようになったんや。
なるほど、めっちゃ便利やん。どこら辺で使えるようになったんや?
そうやな、新たに6つのリージョンで使えるようになったらしい。アジアパシフィック(ハイデラバード)、アジアパシフィック(メルボルン)、ヨーロッパ(スペイン)、ヨーロッパ(チューリッヒ)、中東(UAE)、イスラエル(テルアビブ)やな。
へぇ~、めっちゃ広がったな。対応しているDBのバージョンも教えてくれへん?
ほな、対応しているDBのバージョンは、PostgreSQLが16.1以降、15.2以降、14.5以降、13.8以降、Mysqlが8.0.28以降やな。詳しくは公式ドキュメントを見てみるといいで。
なるほど、めっちゃ詳しいな。これからRDSを使う時は、このMulti-AZの機能を活用していきたいわ。ありがとな!