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Amazon MSKは、新しいApache Kafka クラスターのKraFTモードのサポートを開始します

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2024年5月30日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。

Amazon MSK launches support for KRaft mode for new Apache Kafka clusters - AWS

「サリー」です。AWSパートナー企業でエンジニアとして働いています。
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結論

Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (Amazon MSK) がバージョン 3.7 の Apache Kafka をサポートし、新しい KRaft モードを導入した。これにより、より高度な機能と柔軟性が得られるようになった。

内容

対象サービスの概要

Amazon MSK は、完全マネージドの Apache Kafka サービスであり、Kafka クラスターの設定、運用、スケーリングを自動的に行ってくれる。

主な変更点

  1. Apache Kafka バージョン 3.7 のサポート
  2. KRaft モードの導入
    • ZooKeeper に代わる新しいメタデータ管理方式
    • Kafka クラスター内の Kafka コントローラーが管理
    • ZooKeeper モードと比べてより高度な機能と柔軟性を提供
  3. KRaft モードでは最大 60 台のブローカーを追加可能
    • ZooKeeper モードの 30 台から大幅に増加

今回の変更で嬉しいこと

  • Kafka クラスターの管理が簡単になり、運用コストが削減できる
  • より高度な機能と柔軟性が得られる
  • クラスターのスケーリングが容易になり、ワークロードに合わせて最適化できる

まとめ

Amazon MSK がバージョン 3.7 の Apache Kafka をサポートし、新しい KRaft モードを導入したことで、Kafka クラスターの管理がより簡単になり、高度な機能と柔軟性が得られるようになった。ユーザーはこれらの新機能を活用し、自社のアプリケーションをより効果的に運用できるようになるだろう。

ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)

ほう、Amazon MSKが新しいモードをサポートしたんやね。これってどういう意味があるんですか?

ほんまや、Amazon MSKに新しい機能が追加されたみたいやな。これまでは、Apache KafkaのメタデータをZooKeeperで管理していたんやけど、新しいKRaftモードでは、Kafkaのコントローラー内部で管理するようになったんや。

へぇ~、ZooKeeperを使わんくなったんやね。それで、どういうメリットがあるんですか?

そうやね。KRaftモードでは、クラスタに最大60個のブローカーを追加できるようになったんや。それに、ZooKeeperのノードを管理する必要もなくなるから、セットアップも楽になるで。

なるほど、ブローカーの上限が増えて、管理も楽になるんやね。それで、どんなところに使えるんですか?

Amazon MSKは、Apacheのカフカを簡単に使えるようにしたサービスやねん。大量のデータを扱うシステムとかに使えるで。KRaftモードが使えるようになったから、さらに使いやすくなったと思うわ。

へぇ~、そうなんや。Amazon MSKは便利そうやな。これからもっと活用していきたいと思います!

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