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Amazon ElastiCacheがAWSの追加リージョンでM7gとR7g Graviton3ベースのノードをサポート

2024年6月26日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。

Amazon ElastiCache supports M7g and R7g Graviton3-based nodes in additional AWS regions - AWS

「サボチン」です。AWSパートナー企業でエンジニアとして働いています。
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結論

Amazon ElastiCacheがGraviton3ベースのM7gおよびR7gノードファミリーをサポートするようになった。これにより、従来のGraviton2ノードと比べて価格パフォーマンスが向上している。

内容

対象サービスの概要

Amazon ElastiCacheはインメモリデータストアサービス。Redis、Memcachedなどのオープンソースのインメモリデータストアを簡単に利用できる。

主な変更点

  • Graviton3ベースのM7gおよびR7gノードファミリーがサポートされるようになった
  • R7g.4xlargeノードを使用した場合、Graviton2ベースのR6g.4xlargeノードと比べて以下の性能向上が得られる
    • スループット(読み書き処理数)が最大28%向上
    • P99レイテンシが最大21%改善
    • ネットワーク帯域が最大25%向上

今回の変更で嬉しいこと

  • Graviton3ノードにより、同等の処理能力に対してコストパフォーマンスが向上する
  • 高スループットや低レイテンシが求められるワークロードに最適
  • 対応リージョンが拡大し、より広範囲での利用が可能になった

まとめ

Amazon ElastiCacheがGraviton3ベースのノードをサポートするようになり、従来のGraviton2ノードと比べて大幅な性能向上が期待できる。高速なインメモリデータストアが必要なアプリケーションの開発・運用に役立つだろう。

ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)

ほぉ~、Amazon ElastiCacheがGraviton3ベースのノードファミリーをサポートしたんやなぁ。どないなんやろ?

そうやねん。Graviton3ノードを使うと、Graviton2に比べて価格パフォーマンスが向上するんや。例えば、Redis用のR7g.4xlargeノードを使うと、スループットが最大28%アップし、レイテンシーも最大21%改善されるんやって。さらに、ネットワーク帯域幅も最大25%高くなるんや。

ほぉ~、めっちゃ性能アップしとるやん。どこの地域で使えるようになったんや?

Graviton3ノードは、米国東部、米国西部、カナダ、南米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域の各リージョンで利用可能になったんや。料金や地域の詳細は、ElastiCacheの価格ページで確認できるで。

なるほど、いろんなリージョンで使えるようになったんやね。これから新しいクラスターを作るときは、Graviton3ノードを選んでみようかな。

そうやな。コンソールから簡単に新しいクラスターを作れるし、既存のクラスターもGraviton3にアップグレードできるで。パフォーマンスが上がるから、ぜひ使ってみるといいと思うわ。

わかった、Graviton3ノードの使い心地を試してみるわ。めっちゃ期待できそうやな!

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