2024年7月10日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。
Amazon EC2 R8g instances powered by AWS Graviton4 now generally available - AWS
結論
AWS Graviton4プロセッサを搭載したAmazon EC2 R8gインスタンスが一般提供開始された。これらのインスタンスは、Graviton3ベースのインスタンスと比較して最大30%の性能向上を実現し、メモリ集約型のワークロードに最適。
内容
対象サービスの概要
Amazon EC2 R8gインスタンスは、AWS Graviton4プロセッサを搭載したメモリ最適化インスタンスタイプ。データベース、インメモリキャッシュ、リアルタイムのビッグデータ分析などのメモリ集約型ワークロードに適している。
主な変更点
- AWS Graviton4プロセッサを採用し、Graviton3ベースのインスタンスと比較して最大30%の性能向上を実現
- 最大48vCPUと1.5TBのメモリを備えた大規模インスタンスサイズを提供
- 最大50Gbpsの強化ネットワーク帯域幅と最大40Gbpsのストレージ帯域幅を提供
- 24xlarge、48xlarge、ベアメタルサイズでElastic Fabric Adapter(EFA)をサポート
- 12xlarge以上のサイズでElastic Network Adapter(ENA) Expressをサポート
今回の変更で嬉しいこと
- メモリ集約型ワークロードの性能が大幅に向上
- 大規模なインスタンスサイズが利用可能になり、リソース需要の高いワークロードに対応できる
- 高速なネットワークとストレージ帯域幅により、I/O集約型ワークロードのパフォーマンスが向上
まとめ
AWS Graviton4プロセッサを搭載したAmazon EC2 R8gインスタンスは、メモリ集約型ワークロードに最適な選択肢となる。大規模なリソース需要にも対応でき、高速なネットワークとストレージ性能も備えている。データベースやビッグデータ分析など、メモリ集約型のワークロードを実行する際に、R8gインスタンスの活用が期待できる。
ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)
ワー、AWSがこんなすごいインスタンス出したんですね。詳しく教えてください。
ほんまや、AWSがR8gっていうインスタンスを一般提供したみたいやな。これ、AWS Graviton4プロセッサを使っとって、Graviton3より最大30%も高性能なんやって。
ほぉ、そないに性能上がったんかい。データベースやリアルタイムのビッグデータ解析とかにええんかな?
ホンマに、メモリ集約型のワークロードに最適やで。最大48vCPUと1.5TBのメモリまで使えるから、大規模なデータベースとかにめっちゃ向いとるわ。
へぇ、そないに大きいインスタンスがあるんかい。それにしても、Nitroシステムって何なんですか?
Nitroシステムは、CPUの仮想化やストレージ、ネットワークの機能をハードウェアとソフトウェアで処理することで、ワークロードのパフォーマンスとセキュリティを高めるシステムなんや。
なるほど、ハードウェアで最適化してるから高性能になるんやね。これ、めっちゃ使い勝手良さそうやな。