2024年5月30日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。
Introducing Amazon EC2 High Memory U7i Instances - AWS
結論
AWS が新たに提供する Amazon EC2 High Memory U7i インスタンスは、大規模なインメモリデータベースやコンピュータ集約型ワークロードに最適な高性能な選択肢となる
内容
対象サービスの概要
- Amazon EC2 High Memory U7i インスタンス
- 最大32TiBのメモリと896 vCPUを提供する8ソケットの新インスタンスタイプ
- 4世代目のIntel Xeon Scalable プロセッサ(Sapphire Rapids)を採用
- SAP HANA、Oracle、SQL Serverなどの大規模インメモリデータベースや、大規模言語モデルなどのコンピュータ集約型ワークロードに適している
主な変更点
- 既存のU-1インスタンスと比べ、vCPUが2倍、コンピューティングパフォーマンスが135%向上、価格パフォーマンスが45%向上
- 最大100Gbpsのストレージ帯域幅を提供し、既存インスタンスと比べて2.5倍高速なリスタート時間を実現
- 最大200Gbpsのネットワーク帯域幅とENA Expressをサポート
- 詳細はこちらから(Amazon EC2 U7i instances – AWS)
今回の変更で嬉しいこと
- 大規模なインメモリデータベースやコンピュータ集約型ワークロードに最適な高性能なインスタンスが利用可能になった
- 従来のインスタンスと比べて大幅な性能向上と価格パフォーマンスの改善が期待できる
- リスタート時間の大幅な短縮により、運用性の向上が期待できる
まとめ
AWS の新しいEC2 High Memory U7iインスタンスは、大規模なデータベースやコンピュータ集約型ワークロードを高性能に実行できる優れた選択肢となる。メモリ容量、CPU性能、ストレージ/ネットワーク帯域幅の大幅な向上により、従来のインスタンスと比べて大幅な性能向上が期待できる。
ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)
ほぉ~、AWSが新しいインスタンスタイプ「U7i」を発表したんやな。なんかすごそうやけど、詳しく教えてくれへん?
ほな、ええ感じに説明したろ。U7iインスタンスは、最大32TiBのメモリと896 vCPUを持つ、DDR5メモリを使った8ソケットの初めての製品や。4世代目のIntel Xeon Scalable プロセッサを使っとって、既存のU-1インスタンスに比べて135%以上の高性能と45%のコストパフォーマンスが上がっとるんや。
ほぉ~、めっちゃ性能が良いんやな。これってどんな用途に向いとるんや?
そうやねぇ。大容量メモリと高性能なCPUが特徴やから、SAP HANA、Oracle、SQL Serverなどの大規模なインメモリデータベースや、大規模な言語モデルなどの計算集約型ワークロードに最適やで。
ほんまか~、めっちゃ使いみちありそうやな。地域や料金プランはどないなっとるん?
地域はUSEast(N.Virginia)、USWest(Oregon)、アジアパシフィック(ソウル)、アジアパシフィック(シドニー)で提供されとるわ。料金プランはオンデマンド、リザーブドインスタンス、セービングスプランから選べるようになっとるで。
ほぉ~、めっちゃ使いやすそうやな。SAP認証も取っとるみたいやし、これから大活躍しそうやわ。ありがとな、よう分かったわ!