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Amazon ECRはOpen Container Initiative Image and Distribution仕様バージョン1.1をサポートしています

2024年6月28日(日本時間)に発表されたWhat's Newの記事についてまとめた。公式リリース内容を見て記事内容が正しいか確認することをおすすめする。

Amazon ECR supports Open Container Initiative Image and Distribution specification version 1.1 - AWS

「サボチン」です。AWSパートナー企業でエンジニアとして働いています。
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結論

Amazon Elastic Container Registry (ECR) がOCI Image and Distribution specification version 1.1をサポートするようになり、コンテナイメージに関連する各種アーティファクトの管理が簡単になった

内容

対象サービスの概要

Amazon Elastic Container Registry (ECR) はAWSが提供するプライベートなコンテナレジストリサービス

主な変更点

  • ECRがOCI Image and Distribution specification version 1.1をサポート
  • OCI 1.1ではReference Typesがサポートされるため、イメージに関連するアーティファクト(署名、SBOM等)をイメージと一緒に管理できる
  • ECRのレプリケーション機能でアーティファクトもリージョン間でコピーできる
  • ECRのライフサイクルポリシーでアーティファクトも自動で削除できる

今回の変更で嬉しいこと

  • コンテナのサプライチェーンセキュリティ対策が簡単になる
  • イメージとアーティファクトの一元管理ができるようになり、運用が容易になる

まとめ

ECRがOCI 1.1をサポートしたことで、コンテナイメージに関連するアーティファクトの管理が容易になった。サプライチェーンセキュリティ対策などに役立つ機能が使えるようになり、コンテナ運用がより簡単になった。

ネタ(会話でWhat's Newを理解しよう)

ワーイ、AWSのWhat's newが来たんですね。どんな新機能が追加されたんですか?

ほな、ちゃんと説明するわ。今回のアップデートでは、Amazon ECRがOCI Image and Distribution specification version 1.1をサポートしたって書いてるわ。

OCIって何ですか? そしてそれがどうやってECRに影響するんですか?

OCIは、コンテナイメージの標準仕様やフォーマットを定めとるものや。で、今回のアップデートでは、ECRがそのOCI 1.1仕様に対応したってことや。

なるほど、それで何ができるようになったんですか?

ECRでは、コンテナイメージに関連するアーティファクト、例えばイメージの署名やSBOMなどを、イメージと一緒に管理できるようになったんや。これによって、セキュリティ対策とかが簡単にできるようになったわけや。

へぇ~、それはめっちゃ便利やん! 他にもどんな機能が追加されてますか?

あと、ECRのレプリケーション機能でもアーティファクトが一緒にコピーされるようになったり、ライフサイクルポリシーでイメージを削除したときにアーティファクトも一緒に削除されるようになったりしとるわ。管理が楽になったんやな。

なるほど、めっちゃ便利な機能が追加されてるんやね。これでコンテナのセキュリティ対策がすごく簡単になりそうやわ。勉強になりました!

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